こんにちは。
今日はすごい雨です。 愛媛県松山市付近も大雨洪水注意報が発令されたみたいです。
水不足解消になってくれればいいですが、市街地と違って山間部では降ってなかったりしますね><。
雨の日と歯痛について
経験的に雨の日は、歯痛による急患が多くなります。
これは生理学的にも説明されていて、気圧性歯痛と呼ばれています。
なぜ起こるのか?
高い山に登ったら、スナック菓子の袋がパンパンに膨れてたのを見た事がある人もいるかと思います。これは袋の中の空洞の気圧に対して、外の空気が低気圧となるために、中の空気が膨張して起こるのですが、これが歯にもおこります。
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この変化が歯の中で起こっているわけです。怖いですねー
歯の中には歯髄腔と呼ばれる、神経の入った空洞があります。
急な気圧の変化が起きると、歯の中の空洞と外の空気との気圧差によって、歯髄腔の中の空気が膨張します。
この気圧差の変化によって神経が刺激されて、痛みが出るわけです。
気圧による痛みなので気圧性歯痛というわけですね
この痛みは
放置した虫歯のある人や、治療後で神経が刺激されて過敏な状態の人に起こりやすいです。
また、日常生活の中では、通常の雨の日だと、ゆっくり気圧が下がりますので、痛みはでにくいのですが飛行機に乗ったときや、台風がきて急激に気圧の低下があったりすると起こりやすいです。
(飛行機に乗っている時は0.8気圧、 台風だと0.9気圧くらいまで気圧低下するそうです)
実際、台風の日に「初めて歯が痛くなった」と言って来院される患者さんがいらっしゃいます。
ほとんどのケースで時間の経過とともに痛みがなくなりますが、虫歯を作らないようにしっかり予防、虫歯ができたら早めに歯科医院に行く事が大切ですね。
by すまいる総合歯科クリニック
久しぶりに雑学をひけらかしてしまいした・・・^^