こんにちは。すまいる総合歯科クリニック 渡辺政継です。
小児歯科でお子さんの歯並び相談をしていて、よくお母さんから受ける質問です。
「うちの子、歯がなかなか生えてこないんですけど・・・、周りの子はみんな生えてきているのに」
まず大人の歯(永久歯)の生える時期ですが、だいたい5歳?6歳くらいです。
個人差が非常にあり、私の診たお子さんの中には4歳で大人の歯が生えてきた子がいたとすれば、逆に7歳になって初めて歯が生えた子もいます。
早く生えても、遅く生えてきても、歯並びが良い、悪いといったことにはさほど関係が無いのが私の印象です。
最初に大人の歯が生える場所ですが、学生時代、私が小児歯科学を学んだ時は、下の奥歯(6才臼歯)が最初に生えると習いました。
ただ、この最近の報告では下の前歯が最初に生えてくる傾向が多いようです。つまりはこれも個人差が大きいという事ですね。
最後に、お母さん方から頂く質問で次に多いのが
「下の前歯の後ろから大人の歯が生えてきたのですけど、大丈夫でしょうか?」
これも問題ありません。 下の前歯に限って言えば、ほとんどのお子さんは乳歯の後ろから永久歯が生えてきます。
裏側から生えてきて、乳歯が抜けた後に舌の力で前方に移動します。
なので安心してください。 ただ、永久歯の生える隙間がない場合、前に移動する途中で隣の歯に引っかかって、歯並びがガタガタになる事があります。
その場合は歯並びが悪くなるのを予防するために床矯正(予防矯正)が必要となります。
床矯正について詳しくはご相談ください。
by すまいる総合歯科 渡辺政継 愛媛県松山市近郊 エミフル松前
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