
- ※財団法人8020推進財団:
永久歯の抜歯原因調査報告書;2005.3 
抜歯には様々な原因がありますが中でも抜歯の原因としてもっとも多いが歯周病です。
            歯を抜かないためにも日ごろの歯周病予防が重要となります。
次のような症状はありませんか?
1.  | 
         歯茎がムズムズして、かゆい  | 
        
|---|---|
2.  | 
         歯茎が浮いた感じで、腫れぼったい  | 
        
3.  | 
         冷たいものがしみる  | 
        
4.  | 
         歯を磨くと歯茎から血が出る  | 
        
5.  | 
         起床時に口の中がネバネバする  | 
        
6.  | 
         歯茎を押すと血や、うみがでる  | 
        
7.  | 
         口臭がある  | 
        
8.  | 
         歯茎がはれて、赤黒い  | 
        
9.  | 
         歯と歯の間に物が挟まりやすい  | 
        
10.  | 
         歯を押すとグラグラする  | 
        
11.  | 
         歯ぐきが縮み、歯が長くなって見える  | 
        
12.  | 
         歯並びが変わったような気がする  | 
        
※2個以上該当すれば歯周病の疑いがあります。クリニックにてチェックを受けましょう。
※10~12は中~重度の歯周病の方に見られます

インプラントは今世紀に入り急激に進歩を遂げ、第二の永久歯と呼ばれるようになりました。ですが、価格が高い、手術が必要等のデメリットもございます。
        一番優れているのは自分の歯で噛むことです。
        「歯を抜いてもインプラントがある」ではなく、いかに「歯を抜かないようにするか」というスタンスで考えていかなければなりません。
        すまいる総合歯科クリニックでは、歯周病予防、治療により、少しでも歯を抜かないように取り組んでおります。
        結果として抜歯にいたり、インプラントになることもありますが、取り組んだ歯周病治療がインプラントを長持ちさせる事にもつながります。
抜歯を必要最低限のみ行い、最小限のインプラントにて改善を行った症例です。
- 南予出身 女性67歳
 - 他院にてすべての歯を抜いてインプラントが必要と説明をうけた方です。歯を抜くことに抵抗があり、当院にご相談に来られました。
全体的に歯周病が進行しております。当院でもすべての歯を抜いてインプラントをする方針と、特に悪い歯だけを抜いてインプラントし、残した歯の歯周病改善により維持していく方針の二通りをご説明させていただきました。
ご相談の結果、患者様はとくに悪い歯だけを抜いてインプラントとする治療方針を選択されました。インプラント治療よりも、歯周病の改善のほうがはるかに治療回数はかかります。それでもインプラントではなく、自分の歯で噛めるということに越したことはございません。また治療費もすべての歯をインプラントとすることに比べると、1/3以下で収まりました。患者様にも非常に満足していただいており、現在、歯周病予防とインプラントの維持のため定期健診を行っております。
→インプラント症例7へ 
歯を抜いてインプラントをすることのメリット・デメリット

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- 治療期間が短くなる。治療回数も少ない。
 - 悪化した口腔内環境をリセットすることで、予防しやすくなる。
 - 歯周病の悪化した歯は周りの歯にもダメージを与えます。抜くことで結果、周りの歯を守ることになる。
 - 歯の色を改善できる。
 - 清掃しやすくなる。
 - 不安定な歯が無くなることで、予防計画が立てやすくなり、結果としてそれ以上のインプラントが必要なくなるため、将来的には費用が安くすむ。戦略的抜歯
 
 

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- 一時的に費用が多くかかる。
 - 歯を抜くことによる精神的な負担。
 - インプラントは本当の歯と違い、食べ物の食感はわからない。
 - インプラントの将来の破損等の保証への不安。
 - 本当の歯との構造の違いによる違和感。
 
 

